2025年10月14日にマイクロソフトによるWindows10のサポートが終了しました。今回のWindows10のサポート終了にあたり多くのお客様から相談受けました。世間では買い替えを即する広告があふれてましたが急に使えなくなるわけではありませんのでご心配なく。
5世代CPUぐらいまでなら何とか使えそう
Windows10からWindows11へ正式にアップデートできるPCはCPUが8世代以降（2017年11月以降）ですが、実は7世代以前のCPU搭載のパソコンもWindows11へアップデートできます。
7世代以前のCPU搭載PCでも実際にWindpows11へアップデートして使ってみた経験上、7～5世代CPUの場合でもWindows11へアップデートしても大丈夫じゃないかなと思いましたので、少し古いパソコンをお持ちのお客様にはマイクロソフトのサポート外なので大規模なOSアップデートがあった場合には更新できないかもしれない可能性もあることをご了承いただいた上でWindows11へのアップデート作業を実施しております。
私も5世代CPUのPCをWindows11へ更新して使ってますが今のところ問題なく快適に動作しております。ただしメモリが4GB以下だったりストレイジがHDDの場合には、メモリ増設やHDDをSSDへ交換する作業が必須です。これを行わないときっと起動には数分以上時間がかかりますので、この増設が必要なPCの場合には買い替えをご検討した方がいいかもしれません。
/product server でインストール
アップデートの方法はいくつかありますが、以前記載した下記の記事よりももっと簡単な方法です。
マイクロソフトのサイトからWindows11のセットアップファイルをダウンロードしたらsetup.exeをダブルクリックせずにコマンドプロンプトから下記のように/product server をつけて実行するという方法です。
※詳しい手順を知りたい方はネットを検索すればたくさんヒットすると思います。
setup /product server
例えばUSBメモリにインストールファイルを解凍した場合、USBメモリがＥドライブだとしたらDOSプロンプトで
e:
と入力してEドライブに移動してから
E:¥＞setup /product server
と入力するとインストールするPCをサーバーとしてインストールが始まります。（サーバーとして認識されますが通常のPCとして更新されます）何事もなかったかのようにすんなりと8世代よりも古いPCがWindows11へアップデートできました。この方法もいつかはできなると思いますが2025年10月の段階では有効でした。
