最近Outlookのトラブルの依頼が続けて数件ありました。いずれも同じ現象でOutlook(classic)で同じメールを何度も受信してしまったり、一度目はOutlookは起動するけど終了して再度起動させようとしても起動しない現象です。
いろいろ調べたところ、Outlookを終了させてもプロセスが残っているので正常にアプリケーション終了できない状態になり、Outlookのデータファイル(拡張子が.pstのファイル)も整合性が取れなくなって受信したメールがデータファイルに反映されずに、何度も受信するようです。
ctrtl+alt+deleteでタスクマネージャーからプロセスを表示 → Outlookを探して右クリックでタスクの終了を実行すると完全終了できるのでOutlookは起動しますが、受信したメールはPSTデータには反映されずに再び起動すると同じメールを受信してしまいます。
トラブルの原因はKB5074109といアップデート
2026年1月14日(水)ごろに適用されたWindows11のセキュリティ更新プログラム「KB5074109」が原因でことで、メールソフトの「Outlook(classic)」に不具合が起きることが確認されています。 メール受信サーバーがPOP利用している場合に発生しているようです。IMAP環境では問題ない。
家電量販店のノジマさんのサイトでも詳しく解説してました。

解決方法→ POPではなくIMAPで再度アカウントを作成する
Windows11のセキュリティ更新プログラム「KB5074109」が原因ならそれをアンインストールすればいいのかと考えがちですがそれでは根本的な解決にはなりません。
POPアカウントを再構築し一度解決したのですが、数日後にお客様から症状が再発したと連絡がありました。調べてみるとPOP方式でトラブル発生しているのでIMAPで再設定すると大丈夫のようです。
したがって解決方法はPOPではなくてIMAP受信サーバーのメールアカウントを設定してメール環境を再構築する
PSTのメールデータはデータ吸い上げのため残しつつ、古いOutlookのメール環境を削除して、再度IMAPとSMTPでメール設定します。メールの送受信の確認ができたら古いPSTデータから受信メールや送信済メールを吸い上げることはできると思います。
OutlookじゃなくてGmailをおススメします。Gmailの迷惑メールフィルタは最強!
世の中のメールのかなりの割合が迷惑メールだと思います。フィッシング詐欺の入口にもなっているメールをもはや普通のローカルアプリで受信するのは時間の無駄。迷惑メールから必要なメールを探し出したり、いらないメールを削除する作業が仕事の効率を悪くしていることは確かです。
私も10年以上前まではOutlookやthunderbirdを使ってました。でもPCを新しいものに移行するときのデータ移行のわずらわしさや複数端末あったとき同じメールアドレスでの送受信データの同期が面倒くさいのでGmailに移行しました。
独自ドメインのメールを自分のGmailに転送させてすべてGmailで送受信するようにしています。送信もGmailからでも自分の独自ドメインメールから送ったように設定もできます。スマホや外出用のノートPC、事務所のデスクトップのメインPCと複数端末があってもすべて同じメールを見れて、PCが変わってもデータ移行も必要ありません。
しかも迷惑メールのフィルタリング機能がとても優秀で迷惑メールの処理から解放されます。最初は慣れない画面に私も戸惑いましたがすぐに慣れました。
解決パッチ公開されました。

