Windows10は頻繁に大型アップデートされていますが、この更新がトラブルの元になっているような現実があります。
ADSLなどの遅い回線では、大きなデータのダウンロードに時間がかかり、すべて終わるのが丸一日という場合もありますし、久々にパソコンを立ち上げた場合には様々な更新がはじまりパソコンがやたらと遅くなります。
正常に動作できないほどの負荷がかかったパソコンでは、動作が遅すぎてどうにもならず強制終了しないといけない場合もあるかもしれません。アップデートが半端のままパソコンが終了してしまったりした場合、起動できなくなる要因と考えられます。
パソコンを普段あまりご利用されない方も週に一回ぐらいはインターネットを閲覧するなりPCをご利用いただければ、更新も自動で行われますので、定期的にPCを使いましょう!
先日お客様に納品させていただいたlenovo L540 Windows10 ですが KB4054517の更新がされると、起動できずブルースクリーン(QRコードが表示された画面)が出てしまうという現象で困ったこともありました。 システムの復元で数日前の復元ポイントがあったのでこちらへ復元させたら、すんなり復活できたので、そのまま1日ほど様子をみて問題ないので納品させていただきましたが、なんと翌日、再度同じトラブル発生とのお電話があり恐縮してしまいました。
困ったなあと思いながら、いろいろと検証した結果、WindowsUpDateのKB4054517が諸悪の根源であることをようやく突き止めました。このKB4054517の更新を乗り除くと起動はするので、明らかにこのアップデートが問題なのです。とりあえずアップデートしないでご利用いただくということでお願いしました。
調べてみるとKB4054517はWindows 10 バージョン 1709 の当時の最新パッチだったのですが、現在もいろいろ最新のものが公開されております。
これを適用したら解決できるかは、試す機会もなく不明ですが、機会があれば試してみたいと思っております。