MacBook Airからのデータ救出

Macbook Airに飲み物をこぼしてしまい起動不能になったと相談がありました。
水没したPCは復旧が難しいので買い替えをオススメしておりますが、機種や水没の状態によってはデータの吸い上げができる場合がございます。

今回の相談では2015年のMacBook Airだったので脱着可能なSSDでした。
特殊な精密ドライバーを使い裏蓋を開けて無事にSSDを取り出すことができました。
しかし取り出したSSDはあまり一般的でないコネクタ形状なのです。
それでもなんとか変換できるPCI拡張ボードをAmazonで発見したので購入して実際にPCで読み取ってみました。

期待を込めてPCの電源を入れてみましたが、なんとWindowsでもUbuntuでもディスクは認識されますが通常に読み込めませんでした。
そこで思いついたのが私の使っているMacBook AirのSSDを取り外し、今回データを吸い上げたいSSDを装着し起動させてみました。
結果は何と正常に起動完了! よかったよかった。早速、外付けHDDを取り付けして、MacOSのバックアップアプリ「タイムマシーン」でバックアップを行いました。
そしてバックアップ終了!。ホットする瞬間です。

実は最近のMacbook(2016年以降の機種)は記憶装置(SSD)がメインの基盤に直付けのためこの方法ができません。
(基盤から無理やりSSDを取り外したらできるかもしれません。もしできるとしても時間かかりますし、費用も高額になってしまいます。)
AppleはMac買ったら修理は自社できか修理させないような方針なのでしょうか?困ったものです。

秋葉館のサイトでドライブの確認ができます。
https://www.akibakan.com/model_internal_hdd/#macbookair

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