先日、USB接続のみのインクジェットプリンタをPC間で共有してご利用しているお客様からプリンタが突然つながらなくなったと相談されました。早速お伺いし拝見したところプリンタと接続を試みると
プリンターに接続できませんでした。 という画面が出て エラー0x0000011b と記載がありました。
ネットでいろいろ検索したところ、どうやら 2021年9月15日にWindowsUpdateに配信された更新プログラムKB5005565をインストールするとPrint Spoolerの脆弱性(CVE-2021-1678)の修正の影響でプリンタの共有ができない現象が発生するようです。
9/23現在の情報ではプリントサーバーに2021年9月15日公開のセキュリティ更新プログラム(KB5005565)をインストールする前に、プリントクライアントPCに2021年1月13日以降の更新プログラムをインストールすることで印刷できるという情報がありました。
またレジストリをいじって強制的に脆弱性対策を無効することでとりあえず回避できるとのことなのでクライアントがWindows7 なので下記を試したいと思います。
レジストリ HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Print
RpcAuthnLevelPrivacyEnabled の値を 1(脆弱性対策有効) → 0 (脆弱性対策無効)に変更することで印刷可能
2021/10/19 追記
KB5005565 を一度アンインストールすることで印刷可能になりました。
だたWindowsアップデートの更新されると再び問題が発生すると危惧しておりましたが、問題は起こっておりません。
掲載の情報は下記の 「ニッチなPCゲーマーの環境構築」様のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。