マイクロSDカード 外付けSSDでUSB接続することで回避できます。
DELL inspiron 3185 のご利用のお客様からのご依頼。
WindowsUPデートが失敗するとのこと。PCを拝見するとCドライブが赤くなっていました。
ディスク容量が32GBのPCだったので、残り1GBぐらいと切羽つまった状態です。
クラウドを想定したとはいえ32GBのストレイジではなかなか厳しいですね。
データは不要とのことなのでとりあえずリカバリーしました。
リカバリしたところ無事に起動できまして、Windowsアップデートも最新の更新もされました。しかしこの段階で残りの空き容量は2GBでした。
Cドライブは赤くなっています。このままお渡ししても、しばらくしたら、すぐに容量不足になることは目に見えています。
そこで考えた作戦 その1 NG
マイクロSDカードのスロットがありましたので、こちらにカード差し込み、Dドライブとして利用する作戦を考えました。
そしてドキュメントやデスクトップなどアカウントごとのデータになるフォルダをDドライブに変更してみました。
でも考えてみれば、初期化した段階でユーザーのデータなどはまだ無いので、空き容量が増えるわけもなく、却下です。
作戦 その2-1 NG
SDカードスロット付きのPCなので、ここに起動可能なSDカードを入れてブートできればいのではと思い、Windows10が起動可能なマイクロSDカード(256GB)を作りました。
これをノートPCの側面にあるSDカードのスロットに差し込み起動を試しました。BIOSを変更したち、いろいろと試しましたがどうやらブートできない仕様のようで諦めました。
作戦 その2-2 これでいけるか
SDカードスロットからだと起動できないので、USBで接続したデバイスからは起動できるかどうか試してみました。
起動可能なHDDをUSB接続で接続して起動させたところ問題なく起動できたので、今度はUSB接続でSDカードリーダーを接続し先程作成したマイクSDカードを差し込んで起動させてみましたが無事に起動しました。ただこのままだとUSBコネクタにケーブルが接続されて邪魔です。
そこでこんなものがありました。 → 超小型のUSB マイクロSDカードリーダー これを使うとUSBカードリーダーをつけっぱなしでも大丈夫な感じです。
これならこの問題を回避できそうです。ストレイジも256GBあれば事務作業では困ることは無いかなと思いますので、これをお客様に提案したいと思います。
追記
マイクロSDカードを使うと読み込み速度が遅く起動や動作が著しく遅いので諦めました。
超小型のUSB マイクロSDカードリーダーがとても便利なのですが残念です。
USBメモリ的なSSDがありましたので、これを使うことになりました。
金額的には若干SSDが高いですが、速度はまあまあで、そこそこ快適です。