グラフィックボード故障でPCが起動しない

PCが起動しなくなったとご相談がありました。
マウスコンピュータのデスクトップPCです。
電源は入るが画面には何も表示されないという状況です。

 

 

こんな時にまず試したいのが、PCをコンセントから外し、メモリとマザーボードのボタン電池を取り出して、しばらく放電させます。
数分待ってから再度、メモリをボタン電池を取り付け電源を入れたときにどうなるか。
今回はそれでも画面は表示されませんでした。

 

 

このPCはゲーム用途のPCと思われ立派なグラフィックボードが搭載されておりました。
マザーボードにもグラフィック出力端子がついていたので、念のためこのグラフィックボードを取り外し、マザーボードのモニタ出力端子にモニタをつないで起動を試したところ画面が表示されました。
ということは問題はこのグラフィックボードということですね。一応念のため、このNGっぽいグラフィックボードを別のPCへ取り付けて動作を確認しましたがやはり画面には何も出力されません。

 

確定ですね。
せっかくなので中を分解してみたところヒートシンクのピンが抜けて浮いてい状態でした。これではチップが冷却がされません。恐らく熱でチップが壊れたのかと推測されます。

 

 

原因が確定したのでグラフィックボードのスペックを確認しました。
ウィキペディアのNVIDIA GeForceを見ると歴代の流れがすべて網羅されており非常に助かります。
今回故障したグラボはGTX970です。GeForce 900シリーズは2014年後半 – 2015年の製品群とありました。
約5年前の機種です。数年前の製品は新品入荷が難しいく、あっても逆に高額だったりします。
そこで基本的に当時と同じ金額ぐらいのグラボで、最新のグラボをピックアップしてみます。
いろいろ調べた結果GTX1660super搭載のものをチョイスしました。約3万円のグラボです。某サイトではGTX 970のグラボにくらべ68%ほど高速とレビューが紹介されおりました。

マウスコンピュータはオーダーメイドできるBTOパソコンメーカーです。今回のPCも自作PC的な感じなので、修理がしやすいPCです。
メーカーのサイトからドライバーをダウンロードしてインストールして無事修理完了です。 光っている!
グラフィックボードやマザーボードは日進月歩で進化するので故障した場合には全く同じ製品にする必要は無く、規格が合えばその時の最新のものにできます。
ただ極端に古いと規格が合わなくなります。特にマザーボードはチップセットが変わるとCPUとメモリが流用できませんので注意が必要です。